CCPRADIO.CLは2026年9月1日付の記事で、オーストラリアのメルボルンで救助されたという、黄色い毛の幼いポッサムを紹介しました。同記事によると、その外見から「ピカチュウ」と呼ばれたといいます。ただし、掲載日が救助の発生日を示すわけではなく、2018年にもよく似た報道が確認できます。
原記事は、この個体を学名 Trichosurus vulpecula のポッサムとしています。Australian MuseumがCommon Brushtail Possumとして紹介している有袋類です。ここでは原記事の種名表記を伝えており、個体の同定を独自に行ったものではありません。
時系列を確認すると、SBSは2018年12月10日付の記事で、メルボルン近郊のBoronia Clinicと、ピカチュウに似た黄色いポッサムについて報じていました。SBSの記事と今回のCCPRADIO.CLの記事は、いずれもThe Ageの報道と、メルボルン大学のKath Handasyde氏に言及しています。
両記事の個体が同一であるかは、確認した資料だけでは確定できません。一方で、過去報道と重なる内容があるため、今回の記事を2026年に起きた新たな救助の報告として扱うこともできません。本稿は、9月1日付で掲載された紹介記事を、過去の報道とあわせて読むための短報です。救助の正確な日付や、その後の健康状態、現在の飼育・放野状況は確認できていません。